亜硝酸ナトリウムという添加物の妊娠不妊治療への影響

亜硝酸ナトリウムは、急性毒性が強く、魚肉・魚卵・食肉などに含まれるアミンと胃の中で結合して、発がん性物質のニトロソアミンに変化します。

ニトロソアミンは、もともと肉や魚に含まれているので、亜硝酸ナトリウムを使用したハムやソーセージを食べると、発がん性物質ができることになってしまいます。

そんな恐ろしいものをどうして、ハムやソーセージに使うのかといいますと、ボツリヌス細菌による食中毒を防止するためなのです。

ボツリヌス細菌が作り出す毒素は、フグ毒やサリンの何千倍も強い毒性を持つ、地球上最強と言ってもいいほどの毒素です。

ボツリヌス細菌は、絶対嫌気性生物で、増殖に酸素を必要としません。

また、摂氏120度の高温にも耐えることができ、真空パックで加熱処理しても増殖するような、厄介な細菌なのです。

亜硝酸ナトリウムが開発されたことで、ボツリヌス細菌が劇的に消滅していきました。

ハムやソーセージに亜硝酸ナトリウムを使わないということは、ハムやソーセージを食べた人が、ボツリヌス細菌が作り出す毒素によって死んでしまうかもしれないというようなものでしょう。

日本人が、摂取するほとんどの亜硝酸は、野菜からです。

ハムやソーセージと共に、野菜を食べる方が亜硝酸をたくさん摂取していることになります。

ハムや、ソーセージに使用されている亜硝酸ナトリウムについては、それほど神経質にならなくてもよいと思いますが、亜硝酸ナトリウムはアレルゲンの一種です。

これがアレルギー患者の体内入ってくると、レアゲン（抗体）という物質が形成され、レアゲンとアレルゲンとが結合反応を起こし、喘息症状を引き起こすさまざまな化学伝達物質を放出させてしまいます。

血管が拡張したり、白血球が異常を起こしたり、筋肉が収縮したりして、気管支と気管支粘膜に病気が出るという報告があります。

不妊治療において、アレルギーがあると妊娠力が低下してしまいます。

亜硝酸ナトリウムのことを除外しても、不妊治療にはハムやソーセージはできるだけ控え、煮炊きした野菜などを中心とした食生活がオススメであるのは間違いありません。

亜硝酸ナトリウムは、不妊治療に励む、デリケートな女性の身体には、本当は摂取してほしくない添加物です。

でも、亜硝酸ナトリウムを一切摂取しないということは、おそらく不可能だと思われます。

できるだけ、摂取する量を抑えて、体内に入ったものは、速やかに排泄する方法を考えましょう。

実際に不妊治療で悩んでいたママたちが、飲み始めて3ヵ月で念願がかなったという体験談が報告されています。

不妊治療の第一歩は、巡りを整え冷え性を改善するところから始まります。

精子の老化防止にも効果が期待できるので、旦那さんと一緒に飲めるのも嬉しいですね。

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※効果には個人差があり、100％の効果を保証するものではありません。